ニュートラルになりたいな

三人子育て中。今後の人生を模索中。

万引ランナーと呼ばれて

ザ・ノンフィクションの、4/9放送回を録画していた分を先日旦那様と観ました。

女子マラソンのプロとして実業団に入っていた彼女が万引を覚えて何度も逮捕され、判決が下されるまでを追った番組でした。

これを観て、ふたりで話した感想として共通したのは、

テレビに出てくる犯罪者は、普通の人だってことでした

奇抜なファッションをしている訳でもない

何か、言葉遣いがおかしい訳でもない

家庭環境が悪かった訳でもないんです。

 

チラシを見て1番安くて美味しそうなものを選んで

料理を作ったり

細かいところまで気付いてキレイに掃除をしたり

一般的によいと思われることもよくやっています。

 

万引をしてしまった彼女は、

成人後に所属した社会が明らかに人権を無視した場所なのに、背負うものがあまりに大きかったために逃げられなかった。

ストレスを溜め、万引を繰り返す、クレプトマニアという病気にかかってしまいました。

 

同じ状況にいて、そうならない人もいるから、

彼女は甘えているのでしょうか。

 

救いは、両親との交流が続いていることでした。

娘の行く先を共に考えて手伝っていました。

 

しかし、まだ彼女は完全に治っていない、という締めくくりで番組が終わりました。

今後も継続して治療を続けることになるのかな…

 

 

 

よいこと、わるいこと

 

普段から出来るだけ伝えている。

本当はおかーさんは怒りたくない、自らよい道を選んで進む子になってほしいと。

娘が言う。必要なときは怒ってほしい。だがその時に、関係ないことまで持ち出さないでほしいと。

深く頷く。娘の言う通りである。

 

また、普段から、自分の子供の時の失敗談を沢山話すようにしている。

ノート代のおつりを、かき氷に使ってしまったことがあるとか、

かくれんぼで鬼になって嫌になってやめてしまったとか。

ふと、娘から、おかーさん小さい頃悪かったんだよねって言うときがあって、そうだよと答える。

 

よい、悪いを自分で考えて実践する、なんてのは小学校1、2年生に文科省から求められている。

実際はかなり難しい。実際にあった事柄を善悪で切り取るのは本当に本当に難しい。

 

参考になるテレビ番組を2本。

 

ザ・ノンフィクション

https://www.fujitv.co.jp/thenonfx/

 

Q〜子供のための哲学

https://www.nhk.or.jp/sougou/q/

 

子連れ交通機関論争

不定期開催、twitterでのベビーカー論争ですが

私はそんなに困ったことはありません

一度だけ、抱っこ紐で外出中、

同席したおばあさんから抱っこの重要性を語られ、ベビーカーにのせたらだめよと言われました。

第一子のときです。最近はあまり言われません。

 

この論争が絶えず続いているからかなぁ

ここ数年、積極的に譲ってくれる人が多くなった、という印象です

声を挙げ続けるのはとても必要なことだと思います

 

車内で優しく声をかけてくださる高齢者の方々や、保育関係のお仕事の方々からのアドバイス

とても有り難いものばかりでした

特に思い出深いのは、

果物の必要性を語ってくれたおじいさん

 

子供の栄養を考えても、やはり毎日果物をとらせたほうがよい

手軽なのはバナナ

だが食べなくなる時もあるし、大人も飽きるときもある

そういう時はウィスキーを垂らして焼くと美味い

 

 

美味かったんですよ、焼きウィスキーバナナ。

こういう出会いがあると、勇気を出してお出かけしてよかったなぁと思えます

 

誰でも社会に出たいと思った時に出られる社会に。

なるといいですねぇ、私も今後も継続して子連れで交通機関を利用し続けます。

育児日記

 

たまひよ3年育児日記(ピンク)
 

3冊目を購入しました。

一日分が小さい四角に6行とかなので、ほんと少しずつしか書けない。

だから続いてるんだと思います

子供の成長より、親の感情記録みたいになってる部分もあります。風邪ひいたツライとか、子供に想いが通じないツライとか、冬の公園寒いツライとか、読み返すと主にツライみたいです、育児期間って(笑)

言語化して後で読むと冷静になれるんですよねぇ。

そして、似たような事が起きたときに、耐性がつき…やすくなる。(つく、とは明言できないのが残念)

 

やる気がある数年は、一行目に、食べたご飯の記録を書いてました。

最近はやる気がないけど、一行目だけ思い出して書けるように、一応開けてあります。

なので実質5行しか書いてない。

そりゃ、続くわけです(笑)

 

メモ欄は、今まで行ったショーやコンサートなどのチケット、プログラム、習い事の受講証、子供と行ったちょっといいカフェのレシート、などなど子供関連のが貼ってあります。最近何度も息子に剥がされちゃ貼り直しているのでもうパンパン

 

…これを見返すのが結構楽しい。大体失敗談がくっついて思い出されてツライけど、またそれも楽しい。

ツラさを言語化すると、楽しめたりするものなんですよね。不思議です。

自身のアンガーマネジメントの方法の一つになってしまっていますが、今後も出来るだけ続けたいなぁ。

民主主義

知らないうちに私達を守っている法律がある

憲法基本法、その下に出来る特別法やら条例やら

それを学ぶと

物事には全部理由があるし、

私達は不当に権利を侵害されてはならない

と、一応分かる

分かったところで、じゃあどうするか

今ある社会システムは誰かによって作られたもので

そのよいところ、わるいところがある

わるいところを主張、改善しようという勇気があるか

組織の規約を書き換えられるか

改善しようとすると別の問題が生まれる

味方を作れるか、物理的に増える事務作業時間を確保できるか、書き換えたところでのデメリットをカバーできるか 

その1代で終わらず、次世代にもその考えを継続してくれる人がいるか

あまりにわるいところばかり追求して、その社会システムのよさを潰してしまわないか

 

大変な社会システムを選んでやる人だっていてもいいし、

可能な限り楽に済ませたい人だっていてもいい

 

どちらにしてもやることは、その社会の中に入って、その中で可能な限りコミュニケーションを取り続けることだ

 

それがとても面倒だ でもそれが、民主主義だ。

いいタッチ、わるいタッチ

性教育をいつからすべきか、議論がありますが

子供は産まれ落ちた、その時点から性被害にあう可能性があるということは、親が意識する必要があると思っています。

いいタッチわるいタッチ (だいじょうぶの絵本)

いいタッチわるいタッチ (だいじょうぶの絵本)

 

この本を、ある授業で教わりました

子供向けに、いいタッチとわるいタッチがあると伝えること

わるいタッチは拒否すること

よいタッチとの区別をすることの必要性が

分かりやすく伝わります

最後には大人向けに欧米事情の解説付き

性被害を早期に食い止めるためにも、

家庭内の共通理解を図るためにも、

大人と子供がこの本を一緒に読むといい。

 

小さい子にも必要な性教育だと思います。

キャリアパスポート

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/143/index.htm

 

文科省キャリアパスポート、というものをご用意なされたようです。

中高一貫して用意するキャリア教育ですね

私はあまり好きではないです

現行のキャリア教育である、

中学校の職業体験、あれがそんなに好きじゃない

何で人手の足りないギチギチ空間に、抽選で外れたやる気のない子を落とし込むのか

体験した職業になれるかどうかなんて分からないし

就職しようと準備してもその職が続くものかどうか分からない

人間、仕事のために学ぶのではありません

色々学んで仕事を決めてもいいじゃないですか

 

こんな話をしたら、君は霞でも食べて生きるのかと言われそうです

現実、しょうがなくでも何かしら働いて食べていかないといけませんから

 

でもね、仕事に人生を食われてはなりません

仕事に命を持っていかれては本末転倒

滅私奉公を是とする空間で子供を育てたくないのです

…過去の私への自戒を込めて。

 

行事に何らかの意味を残さねばならないと 

感想を強制するポートフォリオは、

果たして必要なのか。

 

それともしょうがなくやるスキルを身につけるチャンスなのか。