フードロスと給食、雑感
フードロスが問題になり、近所のスーパーの売り方が変わりました。
消費期限当日の商品でも売っています。
廃棄が減ることはよいと思います。支持しています。
自分自身が健康で、毎日買い出しに行けているうちは可能かと思い、
消費期限が当日のものも買うようになりました。
学生時代働いていたコンビニで大量の販売期限切れ商品を、残念そうに捨てるオーナーの顔が思い出されます。
はじめにお伝えしておきます。私は給食の内容は凄く好きです。
物語メニュー、海外メニュー、記念日メニュー、給食を通して楽しく学べる仕組みになっています。とても美味しい!
偏食だった我が子も、給食なら何故か頑張れる。食べられるそうです。
学校給食でもフードロスの観点もあり、完食がよしとされています。
その子が、休日の朝、ぽつりと言いました。
「普段、食べすぎるほど食べているから、今日はご飯を減らす。」
よく聞いたら、給食を、いつもではないけれど、食べすぎてお腹が張って苦しい中遊びに行くこともあるということでした。
それを聞いて、そのときは「あー、よくあるよねぇ」なんて返事をしましたが、その後少し怖くなりました。
適量を食べるということは、一生かけて学ぶ、実はとても大事なこと。
未成年、若者、妊婦、肉体労働者は生活活動強度から沢山食べる必要があります。
ですが、食べ過ぎからくる怖い病気があることもまた事実。
私自身、我が子が食べないことを心配していたのに、食べ過ぎはそこまで心配していなかった。
生活習慣を作る大事な時期に、食べすぎが当たり前になっているのはよくないな…
給食の量は年令によって増えるし、緻密な栄養計算のうえで作られた献立をもとに作られていて、毎日食べ過ぎ、ということはないみたいです。
ただ、明らかに多すぎる!っていう時はあると思うんです。そんな時は、無理して食べなくていいよ!って娘に伝えました。
以前働いていた職場では、「給食費を一律同額で徴収しているんだから、全員にまず同量を配膳しなければならない」って言われてそのようにしていました。
でもフードロス、子供それぞれの特性、発達度合いから考えても未だに疑問が残ります。確かに金額的には必要でしょうけれど…
フードロス☓学校給食、は、様々なジレンマを学べるかもしれない…とも思いはじめてます。でもでもでも。大前提として。
学校での食事の時間。20分くらいしかありません。よく噛んで、でも20分!改めてすごいです、先生たちと子供たち。毎日感謝です。
給食の時間、もっと長めに取れないものかな…
また、今はコロナ禍で給食の時間が毎日緊張の連続だろうと思います。
先生たち、コロナ禍が終わったら全員ハワイ旅行でもプレゼントされたらいいのに。
我が家ではコロナ禍や家族の病気もあって、よく家で食事を作るようになりました。でも、味覚が全員に合う食事ってなかなか難しいですね。様々な食事体験をさせてあげたい、でも廃棄はしたくないジレンマがあります。いつもの食事だって、いつも同じ味付け、水分量で出せていないため、美味しく作れない時もあります。
残り物を食べることが多くなり、私が増量しました。これが我が家のフードロス対策…
いや、諦めん。献立を見直そう…
あれ、子供の偏食が問題?私の作り方が問題かもしれない???