万引ランナーと呼ばれて
ザ・ノンフィクションの、4/9放送回を録画していた分を先日旦那様と観ました。
女子マラソンのプロとして実業団に入っていた彼女が万引を覚えて何度も逮捕され、判決が下されるまでを追った番組でした。
これを観て、ふたりで話した感想として共通したのは、
テレビに出てくる犯罪者は、普通の人だってことでした
奇抜なファッションをしている訳でもない
何か、言葉遣いがおかしい訳でもない
家庭環境が悪かった訳でもないんです。
チラシを見て1番安くて美味しそうなものを選んで
料理を作ったり
細かいところまで気付いてキレイに掃除をしたり
一般的によいと思われることもよくやっています。
万引をしてしまった彼女は、
成人後に所属した社会が明らかに人権を無視した場所なのに、背負うものがあまりに大きかったために逃げられなかった。
ストレスを溜め、万引を繰り返す、クレプトマニアという病気にかかってしまいました。
同じ状況にいて、そうならない人もいるから、
彼女は甘えているのでしょうか。
救いは、両親との交流が続いていることでした。
娘の行く先を共に考えて手伝っていました。
しかし、まだ彼女は完全に治っていない、という締めくくりで番組が終わりました。
今後も継続して治療を続けることになるのかな…