ニュートラルになりたいな

三人子育て中。今後の人生を模索中。

ノートルダム

「ドミソ」の和音を生み出した天蓋の消失

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190418-00056155-jbpressz-eurp

勉強家の友人がこの記事を送ってくれた。
学びの機会を与えてくれる人は財産だ。

8ページに及ぶブログであるし、専門性の高い記事。全てを理解出来なかった。残せる範囲で感想を残す。

ノートルダム寺院が焼けた。象徴的なバラ窓やパイプオルガンは残った。
しかし、ノートルダム寺院の特殊な建築による音響に関しての考察がもう出来なくなった、との事だ

合唱などの響きが、過去にどのように響いていたか とか、
イスラム式に改築され、響き方が変わったことで生まれたドミソなどの和音が、現代の音楽に影響を与えていることなどが書かれている

音楽は単に楽器の進化によるものでない
宗教音楽の目的は、その宗教をいかに正しく伝えるかどうか、その目的達成のためにその当時の粋を集める

教えを正しく伝えるための手段として生まれた和音だったのだろうか。
耳に穏やかに残る和音の連なりが、また建物の構造から生まれる響きが全体を包み、ひとびとの心に平安をもたらしたのだろうか

幸いにも音楽には楽譜があり、他の楽器でも、他の場所でも演奏することが出来る
忠実に再現したり、アレンジしたりしてまたオマージュとして有名な作品が残ることもある

人は逞しい 大きな、あまりにも大きな建物を喪っても、そこから生まれた和音を使って新しい音楽を作る
また新たな音楽の流れを生む

そして、また大きな寺院を再建する。

いつか家族で行って、パイプオルガンを聞いてみたいなぁ。